『Potiche』先行上映のため、やってきたのはCinéma Gaumont Opéra。
チケット売り場には長蛇の列が。
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日本版『Potiche』(しあわせの雨傘)のジャージ姿ドヌーヴ様メインのポスターもいいけど
ジェレミー君のレトロな笑顔が素敵なフランス版ポスターもシュールで素敵。
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JEUDI, C’EST GAY-FRIENDRY!
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そう…
オゾンが登壇するってこともあって、
観客は見渡す限り男!男!ときどきフェミ男!男!ごく稀に女!
香水のいい香りが漂います。
わたしゃ中性的な男性がとても好きなので、この空気、心地よすぎる。
でもこの列に並ぶのイヤだーーー!
「あのー、私fnacで前売りチケット買ったんですけど、この列に並ばなくちゃいけませんかね?」
「こちらへどうぞ!」
さくっと通された。
チケット前もって買っておいてよかった!!!
そんなわけで一番前列の席を確保★
この会場は前列でも首が痛くならないスクリーンの高さでした。
お手洗いに…と席を立ちロビーへ出ると、
なんだかカトちゃんがでてきそうなムーディな空間の真ん中で
オゾンが談笑しているではないか!!
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こっそり近づいては離れ、売店の列に並んでじっくり彼のお姿を眺め…
で、買いたくもないコカ・ゼロにお金払ってとりあえず着席。
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オゾンの舞台挨拶は上映前のほんの3分程度…
日本のようにQ&Aもなく、非常にあっさり。
コンデジの動画で撮ったけど、音声が悪くて聞き取りにくぅ。
(う、でもちゃんと後でまとめるもんね!)
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あらすじ(TIFFサイトより)
スザンヌ・プジョー(カトリーヌ・ドヌーヴ)は60歳。朝のジョギングを日課とする、幸せなブルジョワ妻。雨傘工場を運営する夫ロバートは大変な亭主関白で、お前はオレについてくればいいのだ、というタイプ。しかし、ロバートが心臓発作で倒れ、スザンヌが雨傘工場を切り盛りすることになったことから、彼女の本能が目覚め始める…?! 夫、子供、昔の恋人、そして工場の従業員たちと繰り広げる、涙あり笑いありの人生讃歌!
期待を裏切らない面白さ!!お腹抱えて大笑い!!
笑わそうとする魂胆見え見えな部分と、相変わらずのアイロニックなオゾン節。
ドヌーヴ様の御姿を大スクリーンで、本国フランスで拝めることができるありがたさ。
しかも、オゾンの撮るドヌーヴ様は極上に美しい。
立派なマダムに「チャーミング」なんて言葉を使ったら失礼かもしれないけれども
近年の彼女出演作の中では、一番に彼女の中の可愛らしさを引き出しているかも。
それでいて「世界で一番の美女」と呼ばれていたあの時代を髣髴とさせる妖艶さ・聡明さもキラリと光り、号泣してしまいました。
ツキノワグマのようなシルエットのドパルデューとの共演も嬉しいし、歌って踊るドヌーヴ様も拝めたし、、、
嗚呼…本当にありがとう、オゾン。あなたはやっぱり神だ。
’70年代のポップなインテリアやファッションもいちいち憎たらしいくらい可愛かった。
隣のカップル(もちろん男性同士ね)が上映中もいちゃついてたのも、なんかようわからんがいい経験です。
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フランスでは11月10日に公開され、フランス興行成績で1位を獲得!
日本では来年1月公開ですね。
また観に行こう★
生まれて初めてC・ドヌーブを観たのは、『ピストン野郎』という映画でした(あ~~~ぁトシがばれるわね(笑))。
まるでお嬢さんのような、くったくのない上品な笑顔が印象的でした・・・。
ついでに(笑)J・P・カッセルの笑顔もいいわぁ、・・なんて思いましたが、今は息子さん大活躍ですね♪
みゅげ様
ピストン野郎(笑)
ものすごい作品で出会ったのですね!
邦題ももう少し工夫して欲しかった…
いやー、今もお美しいですが、
若かりし日のドヌーヴ様ったら人類を超越した美しさですよね!
ヴァンサンパパは全然ついでじゃないですよ~汗
大好きな俳優さんでした。
映画「しあわせの雨傘」全編カトリーヌ・ドヌーヴの映画
「しあわせの雨傘」★★★
カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、
ファブリス・ルキーニ、カリン・ヴィアール、ジュディット・ゴドレーシュ出演
フランソワ・オゾン監督、103分 、2011年1月8日公開、
2010,フランス,ギャガ
(原作:原題:POTICHE)
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「フランソワ・オゾン監督の変幻ぶりに困惑しつつ、
軽めのコメディとして楽しい時間を過ごす、
自分の美意識を貫く作品を送り出していた監督が
最近はエンタメとしての映画を意識し出したのか
オゾン色があまり感じられないシャレた映画」
スザンヌ・プジョー(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、
朝のジョギングを日課とする幸せなブルジョワ妻。
妻としての役目を果たす「飾り壺」と言われているが、
それ程不満にも思わず
割と楽しい日々を送っている。
娘にも「お母さんみたいな飾り壺にはなりたくない」と
普通に言われて顔が曇るが
そんなことより紅茶を楽しみましょうと
上流階級の生活を楽しんでいる、
ところが旦那の病気で「経営」に乗り出し
それがうまくいくことで
自分の才能に気付いていくという
お気楽なコメディ映画。
結局全部が夢物語、
何か考えさせるとかそういう映画じゃなく、
フランス映画女優のアイコン的存在の
カトリーヌ・ドヌーヴの為の映画、
ラストには歌声まで披露してくれている。
オゾン監督の映画として見に行くと
肩すかしを食らうが、
終わってみれば、やはりこれもオゾン印、
きっと幼い頃から大スターだった
ドヌーブと映画を作ることだけで
監督的には満足だったんじゃないか。
こんなに色んなことが
最初からトントン拍子でうまくいくことなんて
現実的じゃないが
劇場の椅子に座って100分余り
夢のような物語を見るのは
外の寒さを忘れて笑える良い時間。
次はオゾン色どっぷりの人間ドラマを
ドヌーブ主演で
彼女と監督の代表作となるような作品に期待したい。
★100点満点で65点★
soramove
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ジェラール・ドパルデューとドヌーブが踊るシーンなんて
笑…